長けた仕事を超えて豊かな仕事へ
成長ってなんだろう・・・?
子育てをしていると子供の成長を
日々見つめているのだけど
成長があっという間で寂しいくらいですが
できるようになることが増える
生理学的な体の発達の2点に絞られてくる
これは生活を営む上での大事な基礎が育まれていく部分
大人はどうなんだろう・・・?
生活する上でのできる事は随分色々と増えてきた
体も成熟してきた(もはやこっから老化が始まる・・苦笑)
大人の成長を考えたときに
何を成長と捉えるかって一度定義してみると面白い
成長することとは?
ビジネスにおいてはどうか?
仕事を通じて何を成長と指すのか?
個人で仕事してる場合は自分自身だったり
一緒に働いてる仲間だったりと
「仕事における成長の定義を一度してみる」
っていうのは
なかなか深い気づきを得られて
仕事へのモチベーションの向上や推進力になっていく
最初は人の言葉を借りながら
自分の内側に染み込ませていって
そして自分の言葉を探していくと
より自分の本質,自己理解に進むように思います
仕事においての成長を私なりに考えてみたときに
自分を振り返って心底腹落ちしたのが
長けることは限界がきて,それを超えるのは豊さ
仕事での成長って2点あるなと思ったのが
「技術的な成長」と「精神的な成長」
ネイリストはいわば技術職とも言えるので
技術的な成長は不可欠
技術向上に努めることも大事だけど14年間この仕事をしてきて
技術のクオリティもある一定の水準までくると
それ以上に極めることが難しくなってくる
できるようになることを増やすに焦点を当てていると
極めた技術をお披露目したい!
コンペなどにで自分の技術を評価したいとなるのだけど
そうなってくると段々と
お客様にネイルを施すサービスから離れ
顧客サービスではなくて同業者に向けたサービスが多くなる
客観的に思う今のネイル業界って
目線がお客様より同業者に向いてる傾向あるなと思っていて
それが行き過ぎると顧客やサービス受ける側に
全然ネイルの魅力が伝えられてなくて
内輪だけで盛り上げってる状態になってしまってる感触
それはそれでビジネスとして成立するけども
顧客が置いてきぼりの市場って
どんどん狭くなっていくように思えるのは私だけかな?
この状況に言葉が見つからないとしても
ずっと感じていた私の違和感は恐らくここから来ている
技術ってやはり目的の為に用いるものだから
恐らく成長曲線で言えばある程度まで上がれば
あとは一定になって
ネイルだけに限らずに
いろんな業種を通じてあること
上がり続ける成長って?
では止まることなく上がり続けるものはなんだろう?
人間の本質的な成長って技術面より精神面じゃないか?
経験から学ぶ人間力みたいなもの
「いい仕事,誇れる仕事」的な
高度な仕事や充足感を満たすことには
技術だけじゃ限界があるなと
自分の経験から強く思います
じゃあ精神的な成長ってなんなのか?
長けた仕事(技術)を超えて
自分の中で「意味合い」とか「目的」とかを見出して
私にしかできないこと,私だからやること
ここを創造して更にはそれで他者に貢献するといったことが
精神面での成長につながる「豊かな仕事」
となるなと腹落ちしたわけです
「豊かな仕事」という言葉も
ぼんやりとしていたけど
自分の経験に起きかえて
意味合いが自分の中で見出せたときに
やっと実感を持って自分の言葉に変換できた感じです
仕事で喜びを得て,その結果に報酬を得る
自分の内面で意味が見出せてないと
それはどこかでモチベーションが上がらなくなってくる
できることが増えて,これ以上成長がない(長けてる仕事)と
段々とマンネリしたり惰性が混じってきたり
あとは現状維持になったりするわけですね
違和感は転換期の1つかも
ふと思うと
経験が長かったり,仕事に慣れてきた頃
なんだかモヤつく,なかなかモチベーションが上がらないというのは
もしかしたら長ける成長がひと段落して
豊かな仕事への転換期と捉えることもできそう
この転換時に必要なのは
やはり内的な改革だと思います
もう一度自分の価値観を再定義し
どんなキャリアをデザインしていきたいか?を
改めて考える時
私生活でも結婚したり出産したりと
自分の価値観が大きく変わるような
人生の転換期とも重なってくると
私もこのままでいいのか?
どんな働き方をしたいのか?
大切にしたいものを抱えながら
やりがいや使命感を持てるものは何か?
どうしたらいい??????
って35歳くらいから数年ずっと考えていました
周りを見ていても結構40歳目前に
仕事について考える人って多いなと感じるんだけど
自分はどうしたいか?改めて定義し直してみる
タイミングかもしれませんね
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