巷ではこの12月22日あたりから時代は地の時代から風の時代へと
移り変わるって言われてますよね
どう変わっていくのかな?
今年はたくさん色んな事があった年…
誰しも来年は良い年にしたいって
願いますよね
私も年末はなんだか
色々リセットしたくなったり
来年こそは!なんて意気込んでみたり
毎年何らかしら年末は思うところがあります
昔から日本人は験を担ぐって言いますけど
ほんと昔の人は自分達の意識を
プラスにもっていくために
人々が幸せになれるように
戦がなく平和に暮らせるようにと
要所要所で大事な意味を込めて
伝統や風習を伝えてきたんだなーって思います
またそんな思いが
着物や色や絵や美術的なものにまで込められてる
ってなんだかセンス良くて好きだなーって思うのです
先日パーソナルカラー協会の講座で
伝統色について触れる事があったので
私なりに色を混ぜて再現してみて
伝統色とコラボして伝統柄の
ネイルチップを書いてみました
シンプルな1カラーに1本だけアートを入れてみるっていうのも
なんだか粋でお洒落かと思います
作品の背景にあるものや思いなどを知るのが好きなので
せっかくなのでそれぞれの意味を説明書いちゃいます!
平安時代に高貴な身分を表す色として愛されていました。
温かみのある赤みの深い黄色。ちょっとグレーが入ります。
落葉樹の山櫨に灰汁媒染で染めた色
紗綾型柄は卍の変形連続模様
中国から伝わった紗綾という絹着物から由来。
慶弔でも使用可能で卍の意味や途切れず長く続くことから
家の繁栄や長寿への祈りが込められています
ビロード生地のような暗い深みのある緑色のこと
生地が光沢ある白鳥の翼似ていることから天鵞絨と字があてがわれた
ポルトガル語が由来でスペインから来た毛織物の名称で
ポルトガルから京都に渡り慶長時代から織り始められました
矢絣柄は矢の羽を表した文様で
矢は一度射れば戻ってこないことから
婚礼の際の縁起物として用いれられるのと
破魔矢のように邪気を払う意味も込められている
茜草の根で染めた暗い赤色のこと
夕暮れ時の空の形容司にも良く使われます
七宝柄は幾つもの円を四分の一ずつ上下左右に連続してずらして重ねた模様。
上下左右(東西南北)の四方どの方向にも永遠に続くことから
縁起が良いとされ「四方」→「しっぽう」→「七宝」と呼ぶように
円がどこまでも連鎖している様子から
円満や調和、縁に対する祈りが込められている
七つの宝は
金・銀・瑠璃・めのう・さんご・水晶・パールの事
漂白する前の木綿のようなわずかに赤みがかった黄みの
「ナチュラルカラー」
高度成長末期の日本はそれまでの急な工業の発展のツケで
工業問題などが深刻化。そんな流れで逆の自然志向が強くなった流れから
ナチュラルカラーやアースカラーが流行る。
生成色は70年代を代表する色彩の象徴色
青海波柄は青い波をモチーフとした半円を連続した柄
どこまでも穏やかな波が続く様子から
永く幸せや平和の暮らしへの祈りが込められている
「今流行の色」という意味で
少し淡い紅色のこと
『源氏物語』で光源氏が最愛の妻の送りモノの衣装に
今様色を持ちいられてることから禁色に入るほどの色といわれている
禁色は位の低いものは使用が禁止されていた色
「流行の色」として色名が残るほどなのでいかに王朝の女性に
好まれたかがわかる色
麻の派柄は
植物の麻の派に似ていて麻の葉は成長が早いことから
子供への健やかな成長への祈りが込められている
極めて黒に近い深い赤紫
冠位十二階が定められた頃より「紫」は高貴な最上の色とされてきて
更に「深紫」は別格で臣下の最も官位を極めた「極官」のみが着用を許された事から
「至極色」と呼ばれるようになった
ヒシ繁殖力が強いことから
子孫繁栄や無病息災の意味が込められています。
深く渋い青色の事
陶磁器の染付に使われる顔料の名前
これがヨーロッパに伝わってドイツのマイセンで美しい青が開発される事になる
亀甲柄はカメの甲羅を表していて
カメは昔から長寿吉祥の象徴なので
長寿への祈りが込められています<
名前の由来とか意味とかを知るのって
物凄くおもしろいなとお思いました
そして色や柄にそんな意味を込めて
着物や紋章などにつかったりと美的センスも凄い
いつの時代でもピンクは人気なんだなとか
色にも流行があったり身分を表す色があったり
何かの例えになっていたり
奥が深い
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