4月初めの週末にお店の引越し&週明けの日に
お店の引き渡しとドタバタしていていました
私は感受性が強い方なので
この8年の思い出達とお別れするのは
込み上げるものがありすぎて
絶対泣いてしまうって思っていたけど意外と
不動産屋のおっちゃんとの会話で
うるって来たくらいで
あとはバタバタしすぎて
余韻に浸る暇なしって感じでした
苦笑
SNSで報告してから
思った以上にたくさんの方からメッセージを頂いて
その中でも響いたのが
「この場所で、この事業で
受け取るものを全て受け取ったんですね」
っていう言葉が妙にしっくり来まして
本当にそれだ!!って
人から頂いた言葉でさらに腹落ち
お店が継続されていく意味
飲食店での例ですが
お店を継続する確率というのは
2年で50%
3年で30%
10年で10%
多少の誤差はあっても
これくらいの継続率というのが
おおよそ出てますよね。
だから老舗店とかお店の何代目さんとか
長期に渡り継続してるお店は
この数字を知ると
自分達が提供する価値、社会貢献への理解度と
企業努力の賜物だと思うわけです。
ネイルの業界に関しては
ジェルが主流になって10年ちょっと?
なので個人店が増えたりチェーン店が増えたりは
ここ15年くらいで広がった印象があります
お店の生存率がそれくらいなら
絶対10年やる!くらいに思ってましたが
自分を見つめ直してくうちに
店を継続することか私のやりたいことではないと気づいて
手放す決断に至ったのですけど
向き合うことをしなければ
10年以上お店の維持に奮闘していたと思います
続けることが美徳だと思っていたし
1つの評価だとも思ってました。
また40歳目前に1から新しいことをやるっって
エネルギーも多少使いますしね
このまま現状維持でいこうと思った気持ちもある
自分のプライドや無価値感を
そんな感じで満たし続けようとしていたかもしれない
(これは私の他者基準でプロセス型な思考の表れ)
やっぱり数字は後から
結局、誰に何を、どんな価値を提供して
社会貢献していくのか?
誰にこの喜びに繋げていくのか?
ここが明確になってないと
ただ頑張る、続けるだけでは
燃え尽き症候群になる
自分のやりがいは何か?
どんなことが喜びか?
それをもって誰を喜ばしたいのか?
大きい会社だろうが個人だろうが
やっぱりここよねーって感じでございます
その結果気づいたら10年だったね
これが本当のお店継続の歴史と価値だと今は理解
その時,その時にベストを選んでる
わからないながらでも
その時その時真っ直ぐにぶつかってみる
独立当初の気持ちも大事な思いだったし
一番続いた職場でもあったから
私には自分でお店をやるというスタイルは合っていたと思います。
途中でもっと面白そうな世界があることや
自分のやってることが表面的なことよりも奥深いことへの介入に
そっちの世界も覗きたい!となってから
段々とお店を継続することが全てではないなと思った訳で・・・
そしてそんなタイミングで強制終了が
後押しした感じであります。
(この話はまたべつの機会に)
なので新しい世界に出会うまでも
ちゃんと向き合う
解ろうとする
やってみる
これを繰り返してきたから
受け取るものは全て受け取った感覚が
確かにあるのに気づけました
正解探しをしたり
色々迷って悩んだり
よく解らなくても
やっぱり誠実に向き合うっていう姿勢は
何か未来の自分への贈り物になりますね
今の自分は未来の自分に
何を贈ってあげたいですか?