先日読んだこちらの本
ブランド戦略が線蜜でした
ビール好きな人がビジネスの発起人だとしても
自分達好みのビールを作るのではなく
一流と言われる日本の飲食店の課題解決をするという部分に着目
・ラグジュアリーな空間ではどうしてビールが頼みづらいのか?
・繊細な料理に合わせる飲み物としてビールは選ばれずらい
好きだからこそ浮かぶ疑問の数々
そこから徹底的な調査から始まり
飲食店側とお客側両方の思いを叶える事業展開をスタート
(ここをおそらく課題解決と言ってる)
そしてその課題解決の末に
最終的には飲食店に訪れるお客様に最高の瞬間を体験をしてもらうこと
貢献することにちゃんとゴール設定されていて
そしてブランド力で勝負していくところなど学ぶことが多かった本です
「とりあえずシャンパンに挑む」
「1つだけの強みにこだわる」
「営業力ではなくブランド力で惹きつける」
「お金をかけて宣伝しない」
「人数=成長と考えない」
ところどころにパワーワードが散りばめられていて
大変刺激をもらいました
そして成功してる企業や働く人達は
必ずと言って良いほど
自分達の目的・使命・存在意義などを明確にしています
この著者の人もまず初めにやっていたのが
ここの目的を明確にすること
思考錯誤していくうえで
良いお話を頂いたり
人と出会っていったり
道に迷いそうになったりたり
夢中になっていくほどいつの間にか
目的と手段が入れ替わってしまうということは
結構ありがちです
エネルギーがどんなに強くて
志が高くても
自分が何のためにそれをやるのか?
ここが言語化できてると行動の促進力が違いますよね
好きなことをビジネスにするという意味が
今までとちょっと違った解釈になりました
ちょっと前までは
自分の心が健全である為に
好きなことを通して自分が満たされるのが第一
自分ファーストなどという言葉が先行しがちで
このように思っていましたが
自分の好きが詰まってるモノコトが
社会や世界とどう関わりを持っているのか?
好きが鎮座してるその業界にはどんな課題があるのか?
作りたい,感じたいと思うことを実現するには何が必要か?
好きなことを味わい楽しみ続ける為にどうしたら良いのか?
私の好きを通して誰が何を必要と待っているのか?
これらの課題解決に取り組むことで新しい価値が生まれることと
その結果,好きなモノコトのサービスを受ける人たちがもっと喜ぶ
その喜びを受け取る自分はもっと嬉しい
こういう循環を作れることが
好きを仕事にすることじゃないのか?
好きを仕事にするとか自分ファーストだとか
自分はどう捉えてるんだろうか・・?
言葉の概念が変わると見えてくるもが変わってきます
自己完結ではなくて誰かの体験や感情を通過して
周り回って自分のとこに還元されること
それを受け取り味わえること
好きなことでビジネスをするって
こういうことじゃない?と
自分なり納得いく出てきた答えがこれです
好きなことに関わる中でも課題がチラホラあって
自分の欲求とか望みとかも一旦満たし切らないと
課題が何かすらもわからないし,そもそも課題を探そうとも思わない
労力をかけてまで誰かと共有しようとか
そういう思いも沸き起こりにくいはず
好きだからこそ課題に取り組める
頑張れる
エネルギーが湧いてくる
ここに辿りつく意味でも
自分が何が好きなのか?とか
何してる時が心地いいとか
自分が満足するまで満たし切るとか感じきること
その為の自分ファーストなのね
他にも自己中心的利他などと言ってる人もいる
言葉の表現は無限ですね
自分がどんな言葉に反応するかはわからないもんです
自分の好きなことが
自己完結という規模で終わらせるのか
それをもっと大きい規模で感じてみたいか
誰かがその好きを待ってるとして共有してみたくて
ビジネスとして循環させていくかの違いのようなものを
何だか気づくきっかけをもらいました
この好きって感情も言葉にできてる場合もあるし
何となく解像度がまだ弱くてボヤってしてることもあるし
その要素はあるけど引き出し開けてないだけかもしれないし
感じたいけど感じさせないように何かが阻んでるかもしれないし
面白いものです
あなたの好きは今,どのような状態ですか?
感じきって
満たしきって整理してみると
好きなことをどうしたいのかも見えてきそうですね
そして私も今一度,自分のビジネスのブランドって何だろう?
ここの世界観というものを改めて明確にしようと思いました
またブログで書いていこうと思います